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2017-03-01

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忘れないようにメモ。


この2週間ほど毎日5〜6km歩いていたにもかかわらず予定日から10日遅れてまだ子宮口が開いていなかったため、三月一日から入院して生まれやすくするための措置を進めることになった。


入院は午後からなので、仕事が終わってからトランクに入れられた荷物を病院に届ける予定になっていた。医者からは生まれるまでまだまだ時間掛かりそうなので、数日かけて準備を進めていくと説明を受けていた。


家を出る前にメールで確認したら「コンタクトレンズのケースがポケットに入ってるはずなので持ってきて」とごく普通のテンションの返信が来たのでのんびりと病院に向かっていたら、到着直後に突然切迫した様子で「奥さんはいま処置中なので、部屋の前で少し待っていてください!」と言われた。


少し待って部屋に通されると、そこには真っ赤な顔で泣いている奥さんがベッドに寝かされていて、医師から「これから緊急帝王切開になります」と状況を説明された。

入院直後にバルーンを入れたら赤ちゃんの容体が急変し、バルーンを止めても衰弱が進み続けていたため、明日の朝まで様子を見るよりも早めに帝王切開したほうが危険が少ない、という判断になったそうだ。病院に向かっている間の一時間くらいの間に一気に状況が変わっていた。


手術自体は一時間くらいで終わるとのこと。簡単に説明を受けたあと、手術用のマスクと帽子、エプロンを渡されて、「それを着て待っていてください。赤ちゃんが生まれる瞬間を撮るために、携帯かカメラの用意をお願いします」と言われた。

わけのわからないうちに事態が一気に進んでかなり切迫した雰囲気ではあったけれど、カメラが使えるということは少なくとも無事に生まれることは期待していて良さそうな状態ではありそうで、ちょっとだけ安心した。


一時間ほど待たされたあと、手術室に通された。

映画やドラマでよく見るような、断続的な電子音の中で数値を読み上げる声にメスや鋏の作業音が聞こえていてかなり緊迫した雰囲気の手術風景なのに、BGMにはオルゴール版のジブリメドレーが流れててちょっとシュールな雰囲気。奥さんは下半身だけの麻酔なので意識はあるようだった。


手術室に入ってからしばらくすると「そろそろ出てきますので、カメラの準備をお願いします」と。見ているとお腹の中から赤ちゃんが出た。その瞬間に大きな声で泣いていたので、どうやら無事に生まれることはできたようで一安心。

出てきた赤ちゃんは部屋の隅に連れられて、体をきれいにしてもらったあとなにやら治療のようなものを受けている。赤ちゃんが出たあとの奥さんは体の中からなにか赤黒い塊が取り出されたり、袋のような臓器を引っ張り出しては縫ったりされてた。いきなりの急展開だったので目の前の光景にあまり現実感がなく、内臓を見ても「これ、こないだバイオ7で見たやつだ」みたいなピントのずれた感想しかでてこない。


赤ちゃんは出てきてから断続的に泣いていたので一応無事のようで、奥さんの横に連れてきて少し顔を見せてもらったあと、手術室を出て赤ちゃんと一緒に別室に移った。

別室ではベッドに寝かせて電極のような器具をつられて、検査が進む。バルーンを入れた時にショックで胎便が出てそれが原因で弱ったらしく、羊水が濁っていて、それが少し肺に入ってて呼吸停止状態だったらしい。肺から水を出す措置を2回やったら酸素の数値が安定してきたのでNCUには入らなくて済むとのこと。よかった。


奥さんはまだ麻酔から回復してなくて措置中で、さらに肺から水を出したりなどの治療の様子を眺めたあと、はじめての抱っこを体験。ぐにゃぐにゃしてちょっと不安。


入院する部屋に運ばれて朦朧としている奥さんの前に、寝る前に一瞬だけ赤ちゃんが連れてこられた。すぐに新生児室に戻されたが、奥さんも当日のうちに顔を見られる機会があって、少し安心したのではないかと思う。よかった。

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